口腔リハビリ

oral-rehabilitation

口で食べるための口腔リハビリテーション

皆さんは口腔リハビリテーションをご存知ですか?
身体のリハビリテーションは、一般的な治療などでよく行われ、広く知られております。
一方、「食べるため」の口腔機能リハビリテーションはまだま充分に普及しているとは言えません。
当医院の口腔リハビリテーションの特徴は、岡山大学病院で専門の研修をうけた歯科医師と歯科衛生士が摂食、えん下(のみこむこと)のリハビリテーションを行っていることです。
脳の疾患による後遺症などでは、嚥下(えんげ)障害(飲み込む事ができない障害)が起こります。
食事の時にむせたり、咳き込んだりして食事の量が減少し、体力が低下してきます。
このような障害時には、口腔機能維持・回復を図るために、専門の歯科医師による「口腔リハビリテーション」が必要となってきます。

口腔リハビリテーションが専門とする内容

  • 食べるための口腔筋や唾液腺のマッサージを行います
  • 口・頬(ほほ)・舌の運動訓練を行います
  • 嚥下(えんげ)体操の実施や指導を行います
  • トロミを付けた食事など食形態の指導を行います
  • 食事時の姿勢などの指導を行います

高齢者の口腔機能を維持・向上させるために

高齢者が誤嚥(ごえん/誤って飲み込むこと)しやすいのは、大脳で作られるドーパミンという体内物質が減少し、そのため「嚥下反射」や「せき髄反射」の機能が低下してしまうことから起こります。
また口腔内の細菌が、気づかないほどわずかな量の唾液と共に誤嚥され「気管」に入ると、「誤嚥性肺炎」の原因となります。
当医院では、専門の歯科医師が、口腔機能の維持・向上をはかるために、口腔リハビリテーションを行っています。

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